3月13日、とうとうJRグループのダイヤ改正が行われてしまいました。
今回の改正を機に全国で大幅な減便ダイヤが施行され、利便性の低下が顕著に表れるようになりました。
特に四国などのローカル線では終電が1時間繰り上がり、場合によっては通常200円で帰宅できるものを4000円払ってホテルに宿泊する羽目になることもあり得ます。(タクシーも夜は営業していませんので)
新型コロナウイルスの影響がここまで響くとは、憎んでも憎み切れませんね。

そして今回のダイヤ改正でJR四国では大きな変化がありました。
2000系気動車での特急南風、しまんとの運行終了です。
いままで当たり前だった光景がなくなる。これほどショックなことはありません。
高知にも4年間住んでいましたが、当たり前すぎて2000系なんてほとんど撮影していませんでした。
いま過去の撮影画像を見ても土讃線の2000系の写真がほとんどありません。

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せいぜい高知駅が高架化した記念に撮影した写真や


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アンパンマン列車がリニューアルした際に撮影した写真程度。

いつものことながら、なくなってから撮っておけばよかったと思うものです。
キハ58系や2000系TSEしかり、121系しかり。
TSEや121系なんて撮影時のハズレ列車的な扱いだったので、まともな写真がない。
そして気づけば2000系も同様に。

まだ予讃線の特急宇和海では2000系での運用が残っていますが、今回の転属でN2000系化がさらに進みました。
もう2000系量産車のみで編成された宇和海を撮影することはないでしょう。

時が経つことがこんなにも残酷なことだとは。
まずはありがとうの言葉を2000系に送ろう。
そして本当のさようならは2000系が完全に引退するときまでとっておこう。

それまでにできるだけ多く君を撮影しよう。
それが2000系が走った証でもあるし、自分への思い出にもなるから。

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